ゴッホを生み出したオランダ その8
ここから右手に回ると、パリ時代の作品スペース。
ぱっと目の前が開けたように明るい色が氾濫して、新しい技法や色彩にめざめていくゴッホの感動が伝わってくる。
『灰色のフェルト帽をかぶった自画像』は、光が踊るようなリズミカルなタッチで描かれ、印象派の画家たちとの交流を物語っている。
また『梅の花』『おいらん』など広重や英泉の浮世絵模写には、ゴッホと日本画のつながりを見ることができる。
パリ時代に続く壁面を飾るのは『アルジェリア兵』『ヴィンセントの寝室』など、色彩鮮やかなアルル時代の作品。